第 4回 全国ルポ (福岡県 福岡市)

開催日前日:2012年6月29日

クジラ博士の出張授業風景
まだ梅雨明け前の6月30日、築150年の醤油蔵と商家を古民家再生した屋敷の2階の大広間(畳敷き)で窓をすべて開放して、くじら博士の出張授業を開いた。

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*福岡では古民家風の大きな屋敷で授業&料理教室を行いました。

開催日:2012年6月30日

親子参加で、畳敷の広間の雰囲気はまさに寺子屋。
外は梅雨の雨が降って、蒸し暑い。うちわ、扇子、下敷きと思い思いの道具で風をおくりながら、汗をかきながらクジラの話に耳を傾ける。じつは子どもが興味を示す以上に親が喜んで、熱心に質問をしてくる。
授業は90分。小学生には長すぎると思いきや、途中に竜田揚げの試食などもあって、意外と最後まで集中力がきれない。

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*授業前の博士と子供たち。

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*暑さに負けず、熱心に授業を続ける博士と、勉強する親子。

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漆黒の鉄なべ、ダッチオーブンでクジラのバーベキュー
予定では授業参加者が50名。伊都安蔵里とイベントスタッフが20名の合計70人分の料理の準備。そろえたダッチオーブンの数もさることながら、料理はすべて炭火なので、炭の量が半端ではない。大の大人が朝からかかりっきりで火種つくりと火の管理。
それでも午前中はずっと梅雨らしい勢いのある雨。内心、不安を抱きながら汗だくになっていた。
幸いにも雨は出張授業の終了が合図のようにピタリと上がった。そして一気に夏に覆われた。雨が上がるとともに雲も消え、炎天下の日射しが襲ってきた。足元から炭火の熱、頭上からは夏の日差し。梅雨の雨上がりの蒸し暑さはあっという間に消え、とことん暑さだけ・・・。
それでも食欲が勝っていた。結果は完食。

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ダッチオーブンでアウトドアクッキング

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伊都安蔵里の岩田寛史シェフがクジラの赤身を使った串焼きレシピを作ってくれた。試作、試食の中でクジラがオリーブオイルとの相性がいいことを発見。
伊都安蔵里の無農薬・無化学肥料の地元野菜のすっきりした甘味とオイルの香りが相まって、クジラ独特のクセもなく、ジュウジュウと香ばしい串焼きが次々に胃袋に運ばれていった。
バーベキューに肉は必須条件。ましてダッチオーブンで炭火となればなおさらだ。もう肉以外に考えられないだろう。しかし脂が強すぎるのは子どもや女性には敬遠されがちだ。
クジラは同じ肉でもそのあたりがぐっと軽減されて意外と好評だった。
この日のダッチレシピは、エイアンドエフ福岡店のダッチスペシャリストの面々が腕によりをかけて、暑さのなか、岩田シェフと協働で70人分を完成。
そして完食。
木陰を確保しながら思い思いにシートを広げ、持参のドリンクを飲みながらのランチ。ひとつ足りないものがあった。冷たいビールがあればもう完璧だった。
みんな車での参加なので、大人は暑さとビールの誘惑にガマンガマンの一日となる。

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